越境ECサイト『Japan IPPIN Marché』で「伝統工芸デザインNFTラベルの日本酒」を販売開始

2023/2/22

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NFT技術を活用した工芸産地支援サービスの第二弾
~伝統工芸品や地域の観光資源の活用による新たな収益機会の創出~

当社は、株式会社ピハナコンサルティング(本社:東京都港区、代表:岡本幸樹、以下ピハナコンサルティング)と協業し、NFTを活用した、伝統工芸品や地域の観光資源の活用による新たな収益機会の創出を支援するサービスの第二弾として、「伝統工芸デザインNFTラベルの日本酒」を販売いたします。

両社は、新たなテクノロジーであるNFT(Non-Fungible Token(ノン-ファンジブル トークン)の略、世界に一つしか存在しないものであることや、保有者を証明できる仕組み)を用いて、伝統工芸品を工芸品というモノの価値に留めず、観光資源の開発や地域課題の解決、また工芸産地における新たな収益の軸になりえるよう、地域エコシステムへの活用をすすめております。

この取り組みの第一弾として、琉球びんがたラベルの泡盛購入権付のNFTを2022年7月上旬に那覇市内で開催されたIVS(国内外のスタートアップ経営者・上場企業経営者が集う国内最大級のカンファレンス)にて展示・販売しました。NFTは即日完売しましたが、NFTの流通だけにとどまり、地域の観光資源である「泡盛」の販売拡大には課題が残りました。

そのため今回は、第二弾として、日本酒も含めた和酒に、琉球びんがた(沖縄県)のほか、博多織(福岡県)や桐生織(群馬県)といった地域に根付いている伝統工芸デザインをラベルNFTとして起用、各地域の酒造事業者と協力し、「伝統工芸デザインNFTラベルの日本酒」を本数限定で販売いたします。
販売は、株式会社J&J Tax Freeが企画・運営している越境ECサイト『Japan IPPIN Marché』(https://j-ippin.com/)でも行い、外国の方も購入できるようにいたします。『Japan IPPIN Marché』は、商品購入だけに限らず、伝統工芸品や和酒にまつわる歴史やその地域の魅力、創り手の想いなど、様々な価値の発信し、地域のファンづくりを目指すと共に、同地域への来訪を促進、観光振興・地域活性化に繋がる取組みを行っています。今回第二弾として販売する「伝統工芸デザインNFTの日本酒」との親和性が高いため、当サイトでの販売を通じ、地域貢献の相乗効果を狙います。

今後も様々な分野とのコラボレーションを予定しており、新たなテクノロジーとアイデアの力で日本の伝統工芸の良さを世界に発信することで地域経済、国内観光マーケットの活性化に貢献するとともに、観光財源作りにも寄与して参ります。

*伝統工芸デザイン連携先

・株式会社鴛海織物工場(博多織、福岡県福岡市博多区下川端町、事業主:鴛海 伸夫)
・森秀織物株式会社(桐生織、群馬県桐生市東、事業主:長谷川 博紀)
・玉那覇紅型工房(琉球びんがた、沖縄県中頭郡読谷村瀬名波、事業主:玉那覇 有勝)

*日本酒、泡盛オリジナルラベル連携先

・合資会社若竹屋酒造場(福岡県久留米市田主丸町田主丸、事業主:林田 浩暢)
・近藤酒造株式会社(群馬県みどり市大間々町大間々、事業主:近藤 雄一郎)
・瑞泉酒造株式会社(沖縄県那覇市首里崎山町、事業主:佐久本 学)

左から、博多織×若竹屋酒造、桐生織×近藤酒造、琉球びんがた×瑞泉酒造

■越境ECサイト『Japan IPPIN Marché』について

J&J Tax Freeが『日本産品を通じたインバウンド交流事業』のコンテンツとして企画する、越境ECサイト。海外在住者が日本各地の産品の魅力を知り、購入する事が出来るほか、産品の地域紹介、アクセス情報を提供し、来訪促進に繋がる情報発信も行っています。

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